産婦人科
より良いマタニティ・ライフを目指して
ご妊娠おめでとうございます。私たち産婦人科では、健全なマタニティ・ライフをお過ごしいただき、大きな満足の中で出産を迎えていただけるように、そして、出産後の母乳育児をスムーズに行っていただけるように、きめ細かなケアを心がけています。長い人生の中でも最も大きな出来事の一つである「お産」に、安心して臨んでいただけるよう、心のこもったケアさせていただきます。
妊娠・出産についてお悩みの方や不安をお持ちの方、または子育てや経済面でお困りの方からの幅広いご相談に対応させていただきます。
分娩について
現在、産婦人科常勤医2名(非常勤医2名)、小児科常勤医1名(非常勤医2名)で分娩にあたっています。特にリスクのある分娩や帝王切開には、小児科医の立会いをしています。
産科医療補償制度に加入しています
産科医療補償制度とは、出産によって発生した重度脳性まひの子どもを補償する制度です。登録には3万円の掛金が自己負担金としてかかりますが、健康保険から支給される出産一時金が引き上げられたため、実質的な負担は生じません。
外来診察
| 午前診 | 9:00~11:30 | (診療受付8:00~) |
| 夜診 | 18:00~19:30 | (診療受付17:00~)月・金のみ |
ご出産の前に
母親教室(マザークラス)
前期(~20週まで)・後期(28週前後~)と、月2回開催しています。パートナーの方もご自由にご参加いただけます。
バースプラン
積極的に対応させていただきます。ご希望の形に沿ったお産になるよう、可能な限りお手伝いさせていただきます。
立ち会い分娩
パートナーの方の立ち会い分娩をおすすめしています。パートナーとともに協力してお産に臨みましょう。
里帰り出産
当院では、里帰り出産の受け入れにも対応しております。妊娠34週頃までに紹介状をご持参の上、受診をしてください。尚、里帰り出産の場合、当院での初期受診は不要です。
分娩中の心音確認について
お産はお母さんも大変ですが、赤ちゃんにも大きな負担がかかり、時には生命に関わることもあります。陣痛時の赤ちゃんの状態を知るには、児心音を記録する器械をお母さんのおなかにあてて様子を見ていくことが大切です。通常、子宮口全開までは間歇的に、全開後は継続して記録していきます。
陣痛誘発剤の使用について
異常がない限り、陣痛誘発剤は使用せず、自然に様子を見ていきます。ただし、前期破水、微弱陣痛、予定日超過などの医学的必要があるときは、分娩監視装置で赤ちゃんの状態を見ながら、少量の薬から徐々に増やす形で使用します。
分娩時の準備
会陰部は、切開や裂傷が入りやすいところを少しだけ剃毛します。ほとんどご自分では分からない程度です。
お産は、ほとんどの場合、何事もなく終わりますが、稀に予測できないことが起こる場合があります。このような場合にすぐ薬が使えるよう、また、大出血時にも対応できるよう、お産が間近になったら点滴をいたします。尚、産後2時間くらいは弛緩出血が起こることがあります。安全を第一に考え、その間も点滴を続けます。
帝王切開について
前置胎盤、胎盤早期剥離、胎児切迫仮死、骨盤位、児頭骨盤不均衡など医学的に必要な場合に行います。予め分かっている場合が多いのですが、突然手術が必要になる場合もあります。当院では、前回のお産が帝王切開であった方には、次のお産も帝王切開にしていただいています。
当院の帝王切開率は9.8%です。このうち、前回が帝王切開だった人を除くと3.1%です。
ご出産後
カンガルーケア
産後により良い母子関係を築き、母乳哺育を円滑にしていただけるようお手伝いさせていただきます。カンガルーケアの際は、ご家族の皆さまにご参加いただき、お母さんと赤ちゃんを囲んで写真やビデオ撮影していただきます。
沐(もく)浴の実施について
沐浴の見学、実施をしていただいています。パートナーの方やおばあさまのお手伝いの希望もお受けしています。遠慮なくお申し出ください。
母乳哺育
母乳哺育をおすすめしています。無理をせず状況に応じて乳房ケアもさせていただいています。ご退院の頃には、ほとんどの方が母乳哺育をしておられます。
授乳について
ベテランのスタッフが付き添い、初めてのお母さんでも安心して退院できるよう懇切丁寧に説明いたします。必要なお母さんにはマンマ・マッサージもいたします。ただし、「何が何でも母乳」とは考えていません。お母さんのご負担にならないよう努めさせていただきます。
里帰り出産
当院では、里帰り出産の受け入れにも対応しております。妊娠34週頃までに紹介状をご持参の上、受診をしてください。尚、里帰り出産の場合、当院での初期受診は不要です。
御出産のお祝いに心を込めて
大仕事である出産を終えられたお母さまに「ほっ…」としていただけますよう、ささやかながら、心のこもったお食事を提供いたします。
退院後のお乳のトラブルには…

お子さまの離乳食が始まって母乳を飲む量が減ったり、旅行などで授乳の間隔が空きすぎたときなどに、乳汁うっ滞や乳腺炎が起こる場合があります。その場合、乳房にしこりができたり、赤くなったり痛んだり、熱が出たり、また、乳首に亀裂が入ったり、皮がむけて痛くなったりすることがあります。そんなときは、午前中の産婦人科外来を受診してください。経験豊かなスタッフが相談にのり、乳房マッサージやつまった乳腺の開くためのお手伝いをいたします。
状態によっては数日間通ってもらい、マッサージを続けていただくこともあります。他院で分娩されたお母さんでも、どうぞお気軽にお越しください。